昨日から、今夜から雪だ雪だ雪だよ雪なんだからね!と天気予報に言われていたので、今朝起きてみたら、拍子抜け。
まあ、降らなくてよかった。


しかし、寒くて動く気にならない。
今日の最高気温は4度なんだそうな。

昨日、今日は雪と見込んでDVレンタルしてきたけど、このところ週末は家に籠もっていたので、家にいるのすっかり飽きちゃったんだよねえ。

月末に行く、QUEENのコンサートの予習に、ボヘミアンラプソディ借りてきたんだけど。

入院は来月の予定。
診断がついたのが11月だったので、QUEENはもうだめかなあと思って、こっそり譲渡先も探していたのだけど、なんだか私が行けることになってしまった。
譲渡を打診したひとには申し訳ないことをした。

正直、両親が診断された時は、わりとすぐに入院になったので、3ヶ月近く先になるとは思わなかったんだよねえ。
まあ、それだけ急を要しない状態ってことでありがたいのだけど。

医者も、都合のいい時でいいですよ。あ?セカンドオピニオンはどうします?なんて言ってたし。

セカンドオピニオンねえ…都市部で他にも病院がたくさんあるとこなら考えたかもしれないけど、医者が言った「みなさんI病院とかK病院とか…」は、有名な病院なんだけど都内と兵庫で、都内は予約無しで夜明けに並んで診察終わるまで6、7時間、兵庫はもう完全に日帰りできない。

時間やお金と比較するわけじゃないけど、これ以上会社休んで遠くの病院まで行ったとこでなあ…と。
仮にそこ行っても、手術までには8ヶ月くらい待たなきゃらしいし。
現実的じゃないよねえ。


私の気力のなさも大きい。
普通はみんなセカンドオピニオン行ったりするのかなあ。
より良い治療を求めるのかしら、診断の確認なのかしら。

母が自分の癌がわかった時に、ごく初期だったのだけと、それこそ半狂乱でテレビで見る有名病院や神の手と言われる医師にかかりたいと騒いだんだよねえ。
何の繋がりもないのに、医師の従姉になんとか紹介させようとしたり。

でも、紹介状もらってそちらへ行っても、じゃあ現実問題そこで入院して手術するとしたら、付き添いの私は一ヶ月もホテル暮らし?
退院するときには私が車を持ち込んて連れ帰る?
なにより、そこで診察受けても手術は数カ月待ち。待てる?待つ?

なんですぐにできないんだ!私はこんなに困ってるのに!ってしばらく騒いでいたけど、ようやく現実が見えたみたいで、一番早く手術ができる最初に診断された総合病院へ入院した。

母は自分が癌になった原因を父のせいだと騒ぎ、近所のひとのせいだと騒ぎ、私のせいだと責め立てた。

それ見て、本当に嫌になっちゃったんだよね。
あんなに見苦しいことするくらいなら、自分がもし診断されたら治療はしないでおこうって思ったくらいに。
その後、父の癌がわかったときにも父を責め立て、入院中の病院ですら、父の逃げ場がないのをいいことに過去のことを持ち出しては呪詛を続けた。

まあ、元々まともなひとではないけれど、あそこまでとは思わなかった。

だから、今回の入院手術のことも母には言わないの。
あのひとは自分が同情されるのが大好きだから、自分夫についで今度は娘が!って、格好の餌とばかりに誰にでも話すから。
もう目に見えるのよ。

初対面の相手でも自分や父の病気を話すようなひとだから、絶対に言いたくない。
病院に乗り込んできて、寝てる私の脇でほらみろ、こんなふうだったからこんなことになった!って呪詛の言葉をつぶやくだろうし。

入院の日に弟に同行してもらい同意酒だけ書いてもらったら、あとはひとりで入院してくる。
面倒な妹にも言わない。
とにかく騒がれたくない。
こんなときばかり、家族なので心配なのよと言われたくない。
手術の待機もなし。

それでいいの。
一週間くらいと言われてるから、パジャマは借りるし下着がそれくらいあれば問題ない。
足りないものは売店で買えるし、事情を知ってる友達にも頼めるから。


しかしねえ、自分が病気だと診断されて、家族に相談ではなく、家族に知られないように済ませようと考えるとは思わなかったよ。
でも、それしか考えられない。