聞いてくださる?

少しずつ体重が減ってるの
入院中、術前術後で2日食べてなくて、ようやくHCUから出たらそこに体重計があったので、さぞや減ったことでしょう…とわくわくしなが乗ってみたら、1キロしか減ってなくて、どういうこと!!と天を仰いだこの私が!

元々甲状腺機能低下症と言われていたのよね。

症状のだるい・寒い・ぼんやりする・乾燥する・食べる量が変わらないのに体重が増えるって見本みたいだった。

なるほど!と思いながら投薬されたものを飲んでいたら、体重こそ減らなかったけど他は幾分改善されたの。
経験者の声見ると、服薬で体重が減ったってのがあって期待していたんだけど。

体調はイマイチかなとは思ったけど、初診の医師はこれでいいって言うのでそんなもんか…と飲んでたのよ。

今回、しょぼいながらも働いていた甲状腺の片側を取ってしまったので、入院した病院の医師がもう少し増やしていきましょうと、薬増量。

そしたら、最初は気づかなかったんだけど、細かい数字ながらじわりじわりと減ってるの。

入院当日に測らされた、近年まれに見る数字を思えば3キロほどマイナス。

まあ、最高値を叩き出したのは、しばらく外出出来ないし〜、居酒屋も行けないし〜などと入院前にやりたい放題していたせいもあるんだけどね。(退院してきたタイミングでほんとに出歩く雰囲気じゃなくなっちゃった…)

あとね、体重が減ってるのは手術したひとが口を揃えて言う、喉の締付け感があってイマイチご飯が楽しくないのもある。
食べづらいからもういいやってなるんだよね。

まあ、元々大食いで相撲部の食事から普通の男子高校生になったくらいの違いなんですが。

この先どうなるのか楽しみ。
お気に入りだったデニムが入る日が来るだろうか。

我ながらバカなこと書いてると思うけど、こんなことでも楽しみにしないとやってられないわよねえ。

皆様、御身大切に。

おはよございます

仕事復帰して一週間
傷は見た目はきれいになってきたんだけど、傷表面ではない中の方がひきつれる感じ
切開跡じゃなくて甲状腺があった場所が息苦しい

経験者の声を見ると結構な割合で同じ事を言っているので、こういうもんなんだろうな

ゆうべ、スタバのさくらんぼのフラペチーノが美味しそうだなと買ったんだけど、飲んでみてびっくりした
飲み込んだ一瞬後、喉の中の甲状腺のあった場所がきゅっとなって息苦しさ倍増
なんだこれは!とまた飲んでみると同じ状態

内部の傷が冷たい!と反応してるのね

人間の体って面白いな
フラペチーノはおいしく最後までいただきました

世間ではコロナウイルスの影響であれもこれも中止
仕方ないんだけど、入院生活が終わったらなにしてやろうかと楽しみにしていたのでせつないわ

早く穏やかな日々がもどりますように

退院後、初めての診察だったの。

傷は順調。

切除した腫瘍の病理検査の結果が出ていますと言われて、聞きたくないな〜と緊張したけど、癌は腫瘍内部におさまっていて浸潤なし。
六個取ったリンパ節にも転移は認められず。

よかった!!!

さあ、私はもう癌患者ではない。
ただの外科的処置跡があるだけだ。

傷をきれいに治すために、半年ほどは傷口を保護テープで隠さなけゃいけないんだけど。
首だから紫外線が当たると、跡が残りやすいらしい。
今は暮れに寒さにまとめ買いしたタートルのヒートテックを着てテープは隠れてる。

私は暑いも寒いも首からで、冬はタートルばっかりだからちょうどいいの。
ヒートテックはいちばん薄い生地の大きなサイズを買ったから、首はくしゅっとして苦しくないし。
当分はこれでいく。

タートル着られなくなったら、会社では制服の中に、手ぬぐいやハンカチを半襟みたいにしてテープを隠し、ふだんはスカーフを使うかな。

今こそたくさんあるのにイマイチ利用していないスカーフの出番だ。

ああ、それにしても安心した。
星を下さった方、ありがとうございました。

ただ、世間はそれを許さないニュースばかりなのが憂鬱。

24日に無事に退院し、2日ほどごろごろしていたのだけど、すっかり飽きたうえに本当にろくなことしないので、このままほっとくとチャンスとばかりに旅行にでも出掛けかねないと自分で自分が不安になり、今日からお仕事に。

私は私を信用していない。
本当にろくなことしないんだもん。

だってリハビリとか言って運転して、映画見に行ったのよ、退院翌日に。
きらきらしたモールをぶらっと一回りして、形が素敵だったブラウス一枚買って、子供の頃にテレビドラマで見て以来ずーっと大好きなチャーリーズ・エンジェルの新作見て大満足。

きれいで賢くて強い…エンジェル最高!
前回の映画のときに、ルーシー・リューが東洋人として初めてエンジェルになって、時代が変わったなあと思ったけど、今度のエンジェルには黒人もいたし、主役の三人以外のエンジェルの中にはLGBTらしいひともいて、ああもうエンジェルかっこいい!

昨日は昨日で、入院中に味付けってなに?って病院食を食べ続けたので美味しいものが食べたいのよー!とひとりでランチに。

いかんいかん、快気祝いだとか言ってこんなことして遊ぶ口実作っていたら破産してしまう。

ここは自分を追い込まねば!


そんなわけで今日からのご出勤。
木曜という比較的余裕のある日だったので、リハビリには最適だったみたい。
電話が少なかったせいもあって、あんまり本調子でない声の違和感も乗り切れた。

もう大丈夫。
癌は切り取った。
私はもう癌患者ではない。

明日は午後に通院で半休。
摘出した腫瘍の話と、一緒に切除したリンパ節の結果を聞きに。
何事もないといいな。

おはよございます

退院の朝!
もう一度  退院のあーさー!!

昨日の夕方の回診で「もう帰る?」「はいっ!」っと一瞬で決まり。
すぐに、仕事の都合で今日は来られない弟を呼びつけて、不要なものだけ持って帰って部屋に入れといてもらった。
しばらく重いものは持っちゃいけないらしいので、できるだけ身軽に帰るの。

タクシーだから帰りに買い物はできないから、帰って荷物を解いたら買い物行こうっと。
TSUTAYAにも。

父がここに入院していた時、ここにいると暑いも寒いも全然わからんと言っていたけど、本当にそうだったわ。
夕方のニュースが今日は暖かかったですね、今日は気温が上がらず寒い一日でしたって言っても、そうなんだーとしか。

北向きの病室は日が入らないから、皆向きのようにカーテンを閉めることもなければ暑くなることもなくずーっと一定。
晴れていても雨でも雪でも、薄い寝間着一枚で平気。
なんか、変な感じだねー。

なんでも経験しとけって思うたちだけど、もういいわ。
この一回で十分です。

おはよございます
6日目の朝

昨夜も四人部屋のシングルユースで実に快適でした。
今日は防水テープの貼り方の指導のあと、ひとりでお風呂入っていいらしい。
やっほー!!


同じ経験者のブログを見ていると、術後は声がでないとか、首が動かせないからストローでしか水分が取れないとかあったのよ。
だからストロー持ち込んで来て、術後最初に水分取ろうとしたらうまく飲み込めなくてむせるむせる。
意識しながら飲み込もうとしても、喉を越すときに気管に入っていくのがわかって怖くて飲めなかった。
そこへ食事なんか来ちゃって、水分が取れないのに食事なんか取れるわけないじゃん!とふてくされて寝てたのですが。

次の食事が来たとき、ふと梅干し乗せたお粥はさぞや味がはっきりしていそうだ…と恐る恐る少しの量を口に入れたら、あら飲み込めるわ。
おかずも食べられるわ、喉を通るわ。
このおすましは…じゃスプーンで味見程度に…あれ…あれ…もしかして…

ストローがダメだったんだ!
普通に口をつけたらちゃんと飲めるわ。
時々はむせるけど、ストローより断然楽!

よしよし、これでオッケー問題ない
食べることさえ出来たら完治も同然

声も、長い時間話す機会がまだないのでわかんないけど、自分の耳で聞く限り声のトーンは変わらない。
早く誰か呼び出してケーキでも食べながらおしゃべりして、長時間の発声ができているか検証しなくっちゃ。

四人部屋は思ったとおりの貸し切り

初日個室、術後のHCU2泊、四日目の晩もほぼ個室みたいなもんで助かった。
HCU初日はどこにいるのかもわからず、寝返りをうつ時だけ目覚めてごそごそしていたけと、麻酔が残っていたせいでこんこんと寝た。

二日目に起きている時間が長くなったら、カーテンの両脇は男性だったと気づく。
ひとりは認知症らしく叫び続け、もうひとりは術後の熱でうわ言を言いながら、いびきをかきつづけた。


かつて航空祭で、戦闘機が並んでるあまりにもいいポジションで動けないまま、アイドリングのエンジンの音を2時間聞きつづけたら、そこから2週間近く難聴になっちゃって、以来化粧ポーチには耳栓が必須!
今回もそれがとても役立ったわ。

今夜は四人部屋にひとりで、なんだか逆に落ち着かない
個室でひとりとは違う緊張感かあるよね…。